せっかく苦労して子供を寝かせたとしても、
小さいうちは必ずといっていいほど夜中に起きて泣き出してしまうものです。
明日も仕事で早いのに……今日は疲れたからゆっくり寝たいのに……
仕事をしながら子育てをする現代の親御さんにとって、
子供の夜泣きというものは最大の壁といっても過言ではないでしょう。
今回はそんな子供の夜泣きを少しでも緩和できる方法を3つ紹介したいと思います。
所謂「イクメン」である私の体験談がもとになっていますが、
これを読んで頂いたあなたの助けになれば幸いです。
乳児の夜泣きを緩和:お風呂の後のクールタイムを設ける
仕事をしながらとなると、少々難しい解決法かも知れません。
しかし、とても大きな効果があるのがコレです。
我が家の場合、だいたい8時過ぎにお風呂に入れてやり、
9時過ぎには寝かしつけるようにしています。
子供はお風呂に入ると興奮状態になるのか、しばらくは目が覚めた状態になってしまうもの。
ですが、その後しばらくすると、大人と同様に体温が下がっていくことで眠気が増していきます。
お風呂上がりに30分ほどでいいのでオモチャで遊ばせたり、
絵本を読んでやるとちょうどいいでしょう。
それから寝かしつけてやることで、落ち着いた気持ちが穏やかな眠りを誘い、
いつもより夜泣きが減少する傾向があります。
よく、毎日の寝かしつける時間を決めると良いと言われますが、
それと平行してこのlクールタイムを設けてやることで、さらに高い効果が期待できるのです。
乳児の夜泣きを緩和:夜中にお腹が空かないようにする
子供が夜泣きする大きな原因の一つに、空腹があります。
夕食から寝かせるまでの時間が空いてしまうと、寝るころにはお腹が空いてしまい、
深い眠りにつけなくなってしまうのです。
大人も、空腹だと眠りにくかったりするのと同じです
(大人の場合は空腹で寝た方が健康に良いと言われますが)。
乳幼児のうちは胃も完全に発達しておらず、あまり多く食べられないこともあり、
おおよそ3時間程度で空腹感を覚えるようです。
ですので、寝かしつける時間から逆算して、夕食はせいぜい2時間前くらいに食べさせるといいでしょう。
適度な満腹感があった方が、眠りが深くなって夜泣きも少なくなるはずです。
また、お風呂の後に飲み物を飲ませてあげるのも効果的です。
空腹と同様、喉の渇きもまた夜泣きの原因になりえます。
ただし、歯が生えているお子さんの場合は虫歯になってしまう恐れもあるので、
なるべく糖分の少ない麦茶などを飲ませてあげましょう。
歯磨きも、そのあとにしてあげるとなお良しです。
飲ませすぎると寝てる間におしっこを大量にしてしまい、
その不快感で泣いてしまうこともあるので、飲ませる量にも注意です。
乳児の夜泣きを緩和:寝るときの習慣を付ける
毎日の寝かしつける時間を決めると良いというのは、よく言われることですが、
寝る時に何らかの習慣を付けてやるとまた良いと思われます。
我が家では、寝かしつける際に子供にぬいぐるみを抱かせてやります。
これを抱っこしたら寝る時間なんだよ、という癖を付けてやるのです。
逆にお昼寝の時は抱かせません。
この違いを付けることで、お昼寝と夜の就寝が違うことを覚えさせ、夜
は長く寝るものだということを習慣付けるのです。
大人だって何かを抱っこしながら寝ると、気持ちが落ち着くものです。
恥ずかしながら、私もよく大きめのぬいぐるみを抱いて寝ています。
何かしら、子供が安心して眠れる方法を考えてやるのが一番だということです。
いかがだったでしょうか。以上はあくまで我が家での体験談がもとになっているので、
必ずしもこうだと言えません。
しかし、参考程度にでもなっていただけたらと思い、書かせていただきました。
寝ること以外にも、子供は何をするにも困難がつきまといます。
言ってしまえば、子供はまだ「生きるのが下手」なのです。
そんな部分がまた可愛く見えてしまうのは親バカかもしれませんが、
子供のそういう部分を上手くサポートしていくことが、親としての義務であり、
子育ての原点なのではないかと、私は思うのです。