子育ての大きな悩み……子供の叱り方、しつけ

子どもの躾
スポンサーリンク

1

我が子はカワイイ。

それはどの親御さんも思うことでしょう。

特に乳幼児のうちは、一挙一動が全て愛おしく見えて、

何をしても許してしまいそうになってしまうものです。

ですが、可愛がるだけが育児ではありません。

時には愛する我が子に厳しく接してやらなければならないこともあります。

オモチャを投げた、顔を叩いてきた、物を壊した……

そんな時に、ふと困った事はありませんか。

言葉がほとんど通じない幼児相手に、どんな叱り方をすればいいのか。

今回はそんな時に役立つ、幼児の叱り方をいくつか紹介したいと思います。

子供の叱り方:行動で示してやる

1歳程度の乳幼児だと、まだ言葉はなんとなくしか理解できないものです。

簡単な返事くらいならするかもしれませんが、

その言葉の意味までは理解できていないことがほとんどでしょう。

そうなると、どんなに言葉で「ダメ」と言っても通じません。

時には叱られてる自覚がなく、笑いかけてくることも。

そんな時は、行動で叱るということが有効です。

例えば何かを壊してしまったら、壊れた物を見せつけて、

もう元に戻らないことを示してあげたり、悲しい表情を見せて、

こういうことをすると悲しいんだという事を教えてあげるのです。

子供は言葉がわからない分、視覚による情報に大人以上に頼っています。

だから、行動で見せつけてやるのが一番有効なのです。

間違っても、暴力をふるってはいけませんよ。

子供の叱り方:ちょっとした罰を与える

悪い事をしたら、罰があるのは当たり前です。

といっても、子供相手にあまりに厳しい罰はかえって精神的に追いつめてしまって、

知育的に逆効果です。本当に軽い、「バチが当たった」程度のちょっとした事でいいので、

ペナルティを与えてあげましょう。

例えば、ちょっとだけ子供から見えない場所に隠れてしまったり、

一瞬だけオモチャを取り上げてやったり、そんな程度の軽い事でいいのです。

先述した行動で示してやることにも似ていますが、より明確に子供に

「コレをするとダメなんだ」という自覚を持たせてやることができます。

さじ加減は難しいですので、あまり厳しい罰にならないようにだけ注意しましょう。

子供の叱り方:我慢させる

我慢というものは、精神的な成長で非常に重要なことです。

我慢は感情の抑制、理性の発達に繋がるからです。

子供の行動で困ってしまう事があったら、それを行わないよう

我慢させるというもの、育児的にも有効な手段となります。

 我が家の場合、お風呂上がりに子供が裸で走り回り、

オモチャで遊んだりするのに少し困っていました。

そこで、お風呂上がりに着替えが終わるまで遊ぶのは我慢させるというルールを設けました。

身体をタオルで拭いてやり、肌着や寝間着を着せる間、子供を抱きしめて軽く拘束していたのです。

もちろん、最初は大泣きされました。「遊びたいのに」と言われているようで、

ちょっと可哀想な感じもしましたが、そこは敢えて心を鬼にして、

念のために「着替えが終わったら遊んでいいからね」と言い聞かせながら抱きしめていました。

そして、着替えが無事に終わったら、約束通りに解放してあげたのです。

子供は満面の笑みで遊び始めました。

そして、それを数日繰り返したところ、お風呂上がりに勝手に走り回ったりすることがなくなったのです。

所謂「アメとムチ」というやり方かもしれません。

子供の叱り方:まとめ

子供を叱るという行為は、育児において最も難しいことかもしれません。

愛する我が子に対して厳しく当たるというのは、親としても非常に心苦しいものです。

しかし、可愛がるだけが育児ではないということもまた事実。

子供の将来を想い、きちんと躾けられるかどうか。

それも、親としての責務であり、愛情表現の一種なのだと、私は思います。