母乳育児で赤ちゃんもお母さんもラクラク子育て!母乳は赤ちゃんにとっての完全栄養食でメリットがたくさん!

母乳と粉ミルク
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母乳は赤ちゃんにとっての完全栄養食。

そして赤ちゃんだけでなく、産後のお母さんにとっても母乳育児はメリットがたくさん。

そんな母乳育児の良さを再確認してみましょう。

母乳育児1. 母乳の成分

母乳は赤ちゃんにとって理想的な栄養成分を含んでいます。

特に産後すぐにおっぱいから出る黄色いべっとりした

初乳には栄養と免疫物質がたっぷり含まれています。

母乳を通じてお母さんが獲得した免疫が赤ちゃんに伝わって、

母乳を飲み続ける限り赤ちゃんを病気から守ってくれます。

そして母乳のすごいところは、赤ちゃんの成長に合わせて、

そのときの赤ちゃんに必要な栄養成分に変わっていき、

量も必要な分だけ作られるようになるところです。

母乳育児2. 赤ちゃんの発達を促す

赤ちゃんは母乳を飲むときに、上顎と舌でしっかりはさんで、

舌をうねらせるように動かしてしごき出します。

この舌の発達が、顎の骨や歯の成長に影響して、

正しい歯並びを促します。

またおっぱいを吸うときの顎の運動が脳を刺激し、

赤ちゃんの体全体の発達にも良いのです。

母乳育児3. 肥満が少ない

母乳はフルコースの食事のように、飲み始めは脂肪分が少なく、

徐々に脂肪分が多く出るようになっています。

つまり最後の方はデザートのように脂肪分たっぷりになっているので

赤ちゃんも自然とおなかがいっぱいになって自分で飲むのをやめるので、

飲みすぎるということがありません。

ミルクの場合は、与えられるだけ飲んでしまうことが多いので

肥満になる赤ちゃんが多いのですが、母乳の場合は、

赤ちゃんが欲しがるだけ与えても大丈夫です。

母乳育児4. お母さんがラク

母乳はいつも適温・適量になっています。

ミルクのように、お湯を沸かして作って冷ますという手間がないので、

赤ちゃんが欲しがったら待たせることなくあげられます。

また、哺乳瓶を煮沸消毒する手間も要りません。

出かけるときも、哺乳瓶やミルクを持ち運ぶ必要もありません。

また添い寝をしていれば、夜中に赤ちゃんが欲しがったときも、

お母さんも横になったままおっぱいをあげられるので、とても楽です。

お母さんは母性本能が高まっていて、寝ている赤ちゃんのちょっとした気配にも

敏感に反応できるので、添い寝で赤ちゃんを踏み潰すことは

まずありませんので安心してください。

母乳育児5. オキシトシン

授乳時に出るオキシトシンというホルモンは別名愛情ホルモンとも呼ばれています。

つまり、母乳をあげればあげるほど、

お母さんは赤ちゃんを愛おしいと思う気持ちが湧いてくるのです。

母乳を飲む赤ちゃんのほっぺがお母さんのおっぱいに触れて、

この肌の触れ合いも一層母子の絆を高めてくれますし、

毎回授乳のたびに幸せな気持ちに包まれるので、産後うつも防いでくれます。

さらにこのオキシトシンは子宮を収縮させて悪露の排出も促すので、

お母さんの産後の回復を早めてくれるのです。

母乳育児6. ダイエット効果

母乳はお母さんの栄養分から出来ているので、

授乳中は自然にカロリーを消費できています。

脂っこい食事は乳腺炎などのトラブルを引き起こしやすいので、

母乳育児をしているお母さんは母乳に良いとされるあっさり系の

食事にすることが多いので、より痩せやすいのです。

母乳育児まとめ

このように良いことがたくさんの母乳育児ですが、

最初からだれもがスムーズにできるわけではありません。

特にお母さんが初めての育児の場合、戸惑うことが多いと思います。

そんなときは、母乳外来がある病院や助産院で相談してみましょう。

母乳育児の強い味方の助産師さんが、乳房マッサージやおっぱいトラブルへの対処法のほか、

母乳育児を続けながら仕事に復帰する方法、卒乳のすすめ方、

卒乳後のおっぱいのケアなどもしてくれます。