近頃では、保育園に早くから赤ちゃんを預けて、
仕事に復帰するお母さんも少なくありません。
そのため、母乳と粉ミルクの両方で赤ちゃんを育てている人や、
最初から粉ミルクオンリーなお母さんもいるようです。
この粉ミルクですが、母乳に比べると、調乳の手間も掛かり、
ミルク代も必要なため、経済的にはちょっとした負担になったりすることもありますが、
保育園などに預けたり、お母さん以外の人が赤ちゃんにミルクを与えやすいことや、
ビタミンDも含まれているなど、メリットも多いものです。
しかし、粉ミルクで育児をしている際には、こんな点にも気をつけましょう。
哺乳瓶をいつ頃止めるかも考えること!
粉ミルクを与える際には、哺乳瓶を使っていると言うケースが多いかと思います。
この哺乳瓶ですが、簡単にミルクを与えることが出来るため、
いつまでも使ってしまいがちになるものでもあります。
けれど、哺乳瓶ばかり使っているよりも、赤ちゃんが自分で持って飲めるストローマグなどのほうが、
持ち運びも便利ですし、赤ちゃんが自分で飲むため、
お母さんも楽になることも少なくありません。
保育園などでも、一歳児クラスになると、マグカップを持参するように指導されることもありますので、
序所にカップで飲むことを教えるのも良いかと思います。
フォローアップミルクと牛乳の与え方
また、一歳を過ぎれば、牛乳を与えても大丈夫になりますので、
中にはフォローアップタイプの粉ミルクを使わずにそのまま牛乳にチェンジするお母さんもいるようです。
牛乳の場合だと、最初は温めて使い、次第にそのまま飲ませても大丈夫になり、
カップなどに冷蔵庫から出してそのまま飲ませることも可能ですので、
調乳する手間も省けて、とても楽ではあります。
けれど、フォローアップミルクにも、赤ちゃんの健康に良い栄養素が詰まっていますので、
いきなり牛乳に換えるのも良いですが、しばらくは牛乳とフォローアップミルクの
同時進行で進めていくのも良いかと思います。
それに、牛乳にも成分調整のタイプと、無調整のタイプがあり、
成分調整タイプの場合には、クリームが入っているものや、
低脂肪なタイプなどもありますので、赤ちゃんが牛乳をスタートさせたばかりの頃は、
成分無調整のタイプを与えるほうが良いかも知れません。