何か特別な理由がない限りほとんどの女性は母乳育児をしたいと考えるのではないでしょうか。
そして実際に出産してみたら「母乳が出ない」と言う問題に悩む方はとても多いのです。
妊娠中には考えもしない事ですよね、産めば勝手に母乳は
溢れ出てくるものだと普通思ってしまいますよね。
9割の女性は完全母乳でやっていける
産後、あまりにも母乳が出なくて産後の疲れやホルモンの乱れで産後鬱にさえなってしまう女性は少なくありません。
お腹をすかせて泣き叫ぶ我が子を前に、つい涙する方も多いのではないでしょうか。
しかし9割の女性は「完全母乳」での育児が可能だと言われています。
しかし実際には沢山の方が諦めてしまうわけですね。
今日の粉ミルクは成分も非常に母乳に似ていますし、混合でもミルクでも
自信を持って赤ちゃんを育てていいのです。
しかしどうしても母乳をあげたいと言う方はあきらめないでください。
母乳と言うのは、赤ちゃんが乳首を吸った時に出るホルモンが作用して生産されます。
なので、赤ちゃんに頻繁に吸ってもらえばそれだけ母乳は出やすくなります。
「授乳は4時間おき」などと言うルールなんて無視して、
赤ちゃんが欲しがる時に好きなだけ吸わせてあげてみてください。
母乳が作られやすい生活をする
そして水分は1日最低2リットルは摂るようにしましょう。
お水だけでは難しい場合は、ノンカフェイン飲料、お味噌汁、スープなどもカウントしてかまいません。
そして冷たいものよりは暖かいものです。
これだけでだいぶ母乳の生産量が変わってきます。
赤ちゃんが生まれてすぐは、慣れない育児に追われてなかなかまとまった睡眠も取れないし、
自分の食事なんて後回し、と言う方も多いと思います。
しかし身体を十分に休めてあげる事が母乳育児にはとても大切です。
そして出来れば食事にも気をつけてください。難しい事ではありません。
オニギリと野菜たっぷりのお味噌汁、これでも十分な食事です。
作り置きしておけば授乳と授乳の間にささっと食べれますよ。
やはり日本人の身体には和食が合っていますし、
低脂肪な食事を心がける事で乳腺つまりなどのトラブルも回避できます。
それでもなかなか母乳育児が軌道に乗らない場合は、おっぱいマッサージを受けると良いと思います。
新たに乳腺が開通する事もあります。
これらの事に気をつけて、焦らないで赤ちゃんとの授乳タイムを楽しんでみてください。
気がついたら母乳育児が軌道に乗っていると思いますよ。