出産前にある程度揃えておきたいベビーグッズ。
私も雑誌やネットで情報を集めに集め、
出来るだけ無駄がないようにと慎重に揃えて行きました。
その中で意外と迷ったのが哺乳瓶。
「母乳が出るからあらかじめの購入は不要」、
「1本は最低限用意しておいた方がいい」など意見はさまざま。
子供を産んでみて分かったのですが、うちの子の場合は「哺乳瓶があって大正解!」でした。
でも、まわりを見ると必ずしもそうではないのが現状。
哺乳瓶大好き、おっぱい拒否の我が子
私の母乳の出が悪いからか、あげ方が下手だからか、
うちの子は生まれてから1か月間以上おっぱい拒否が続きました。
入院中、泣き止まない我が子を前に私は早々に
母乳オンリーの育児をあきらめ、哺乳瓶に頼るように。
消毒や洗浄など日々のお手入れは大変だし、
乳首のサイズアップやミルクの調達で想像以上にお金がかかることに驚きましたが、
結果として哺乳瓶は私の育児にはマストアイテムでした。
どう頑張っても母乳を飲んでくれないときは搾乳し、哺乳瓶で飲ませることも。
母としてはかなり切ない経験でした。
完全哺乳瓶拒否の赤ちゃんもいる
一方、生まれた時から一切哺乳瓶をくわえずに断固拒否する赤ちゃんもいます。
私の友だちの息子・Aくんは、何種類もの哺乳瓶の飲み口を試してみても
ことごとく嫌な顔をして吐き出すそうで、その分のコストはすべて無駄になってしまったそうです。
仕方がなく完全母乳を貫いて子育てをしていましたが、
出産直前まで続いたつわりで体力を奪われた状態だったので、
母乳の出をキープするのも非常につらそうでした。
子供の個性をママが受け止める
哺乳瓶好きも母乳好きもまさに産まれてみないと分からない、というのが正直なところ。
完母を目指したかったけれど思うようにあげられず、やむなく完ミにするママ。
安定した栄養をあげられてママの負担も軽くなる完ミを選びたくても、
哺乳瓶拒否にあって完母になるママ。
私自身哺乳瓶を使い続けることで悩み、クヨクヨしたこともありました。
でも子供が健康に成長してくれていればどっちでもいい!とある日割り切りました。
子供の個性をまずはしっかりと受け止め、
ママの無理のないかたちでベストな方法を選択するのが正解なんだと思います。