子どもの脱水症状についての失敗談
当時、子供が3歳の時に上の子の軽い胃腸風邪がうつった事がありました。
下の子も本当に軽く、嘔吐も下痢もなく軽い微熱程度で寝かせていても
『ひま!』と言って目を離すとお布団から出て遊んでいました。
そして夕方になり少しおとなしくなった様子を見てふと気になり
『そういえば、おしっこ行ってる?』と聞くと
朝起きてから1回しか行ってないと言うんです。
なんと、かれこれ10時間以上もおしっこが出ていなかったんです。
慌てて受付終了間際の病院に駆け込みました。
すると『先生から脱水症状ですね。近くの○○こども病院に連絡するので、
そちらで診てもらって下さい。入院になるかもしれません』と言われました。
もうビックリして急いでその病院に向かいました。
そしてその病院でも『脱水症状ですね。
小さい子はなりやすいんですよね。しばらく点滴入院して下さい』と
言われ三日間の点滴入院が始まりました。
付き添い入院だったのですが、子供は『家に帰りたい』といつも泣いていました。
腕には一日中点滴が付けられたままで、もう少し早く気付いてあげていたらと
本当にかわいそうで申し訳ない気持ちで過ごしていました。
子どもの脱水症状について
退院後に、私のこの失敗談をご近所のお母さん仲間に話すと
みんなも同じような経験をしていた事を知りました。
・発熱中、泣いているのに涙の量が少ないと思っていたら脱水症状になっていた。
・便がコロコロで硬かったので薬局に浣腸を買いに行ったら、
急いで経口補水液を飲ませるように言われた。
・熱があるのに汗をかかない・口と鼻の中が乾いていて
舌が白くなっていて小児科に行ったら、脱水症状で1日入院した。
などでした。
そのあと自分なりに色々調べてみると、
子供は体温調節機能が未発達で脱水しやすい身体なのに、
エネルギー代謝が活発なのでたくさんの水分が必要なんだそうです。
子どもの脱水症状で近所の子供が緊急入院
それからしばらく経ったある日、近所に救急車が来ました。
幼稚園児の子供さんが、お母さんの言う事を聞かなかった事で
晩ごはん抜きと叱られ号泣したまま朝まで寝てしまったそうで、
その子供さんは朝起きるなり高熱と嘔吐を繰り返していたとの事でした。
結果、重度の脱水症状だったそうで入院されていました。
昔から『晩ごはん抜き!』なんてよく言われていた事なのに、
こんな大事になるとは知りませんでした。
脱水症状って本当に怖いと思いました。