離乳食を始めるにはいつから?
離乳食の始めどきは色々言われていますよね。
首が座ったら大丈夫とか、4か月頃からとも言われていますが、
可能でしたら生後6か月になってからをお勧めします。
生まれたばかりの赤ちゃんの胃は未発達で、
やはり大人とは仕組みが違っています。
胃にはアレルギーを通さない網のようなものがあるのですが、
赤ちゃんの胃は母乳から得る栄養や免疫を通しやすくするために
この網の目が大きく作られています。
成長と共に網の目は細かくなっていきますが、
大人とほとんど変わらない大きさになるのは約2歳からと言われていますので、
2歳から初めて離乳食を開始する育児法も存在しています。
しかし、近年では乳児期に全く食べていなかった食物アレルギーも報告されているので、
早すぎず遅すぎない生後6か月頃からの離乳食をお勧めします。
道具を活用して手作り離乳食を作りましょう
忙しいお母さんの中には、レトルトで済まされるお母さんもいるかと思います。
もちろんレトルトでも手作りでも離乳食は進められますが、
せっかくなら赤ちゃんに手作りの離乳食を作ってあげたいですよね。
そのために是非活用していただきたいのが、
リッチェルのストック容器です。
百均の製氷器でも代用は可能ですが、
リッチェルのストック容器は透明で見やすく
柔らかいプラスチック素材でできていますので取り出しやすくなっています。
そしてもう一つはミキサー(ブレンダーでも可)です。
初期の離乳食は、赤ちゃんが飲み込みやすいようにドロドロにしなければいけません。
いくら柔らかくお粥を作ってもすり鉢で粒が
残らないようにするのは非常に手間で時間が掛かります。
ミキサーがあれば作ったお粥を簡単にドロドロにできますし、
そのまま上述のストック容器に流し入れて冷凍するだけです。
冷凍庫が狭い場合には、ジップロックなどの保存袋に
完全に凍ったあとに移し替えると、
スペースを取ることなく保存可能ですよ。
離乳食によるアレルギーを防ぐ
アレルギーの出やすい食材があることをご存知でしょうか。
アレルギーと聞いて有名なのは五大アレルゲンですが、
実はそれ以外にも出やすい物があるのです。
それは誰もが知っているバナナやパイナップルといった南国の果物です。
他にも、離乳食にお勧めされる白身魚で
初期に与えてはいけないものに鱈があげられます。
加熱することでアレルゲンは減少しますが、
これらの食材はできる限り遅めに与えることをお勧めします。
ちなみに牛乳に含まれるカゼインは加熱しても無くなりませんので、
赤ちゃんにあげる際はくれぐれも注意してあげてくださいね。