季節感では夏水分が気になる
4月から5月時期というと初夏のような気温もあり、
子育てママにしてみればミルクや母乳限定だった乳児から
離乳食シフト時期ならば、大人で考えるところの水分は
どうすればいいという疑問が湧く筈ですね。
離乳期の水分という面で現代の価値観やマニュアルを辿ってみると、
5~6か月頃のベビー用水分としては母乳は水分でもあり。
ベビーにしてみれば一日数回の食事でもあるものという概念。
離乳も5か月だからといって早速始めなければというものでもないし、
現代風としても水分は夏に特徴の麦茶でも
早々に飲ませる考え方でもない様です。
母乳以外での水分ポイントとしては、
最初に麦茶飲ませてみようというのであれば大人用なら常温で2~4倍程度に薄めたもの。
この場合水道水をそのままよりも、
600Wならレンジで1分半温めて湯冷ましにしたものがいいでしょう。
市販でスポーツドリンクみたいなベビー用イオン水もありますが、
糖分要チェックとすれば常用するのはどうかということになります。
離乳初期で安心というなら果物を絞って薄めた果汁と、
麦茶なら大人用を薄めたもので
常温かベビー向けドリンクの麦茶、
糖分も気にならない白湯がベストと思います。
一般的な麦茶をベビー用に湯冷ましで薄める理由としては、
大人の味の感覚とベビーの味の感じ方に差があるので、
少量の渋みという感じでも敏感に感じるのがベビー体質の特徴です。
離乳初期は味付けせずと言うけれど
離乳初期の食事としては砂糖などの調味料も使わずにペースト状がありますが、
いつも同じというのもママにしてみれば、
味でバリエーションを増やしたいという気にもなるものです。
現代風の離乳食と数十年前の育児マニュアルでは、
考え方や論説それぞれでもありますが、
素材その物の味でという理由づけとしては
離乳食はベビーひとりずつの嗜好を作る時期なので。
これを大人とか個人的として考えれば、まったりの味が好みという人もいれば、
日本食で薄味の煮物などが好みという人もいます。
このそれぞれの差は乳児から育つプロセスでの
食事スタイルが食の嗜好を作ったとも言えるし、
ベースになっているということだと考えます。
ですから食事の開始時期である離乳初期ならば、
素材の味をきちんと味わえる状態作りするというのがメインの考え方。
子育てサイトにあった文章
「離乳期の子供が口にするもの、テーブルへ向かう姿勢は
その後の味覚形成に影響、大人になっての食の嗜好の個性をうみだす。」
よいアドバイスだなと思いました。