子供が産まれると、親としては、健やかに育って欲しいと思う反面、
社会に通じるような人間に成長して欲しいと言う欲目もあります。
また、そんなに偉くはならなくて良いから、きちんと仕事だけは
して欲しいなどと言う、現代的な考えの親もいるかも知れません。
そのため、小さい頃から、自立心を身につけさせるために、
こんな教育を小さい頃からさせているケースもあるようです。
ペットを飼うことで情操教育をする!
犬や猫は、とても可愛いものです。
また、最近では、家族の一員として、大事にされているペットも多いものです。
このようなことから、子供が産まれる以前より、
犬や猫を飼っていたと言う家庭もあるのではないでしょうか?
ペットを飼うと言うことは、育児もありますので、かなり負担も大きいものですが、
それでも世話をしないと、ペットも生きているため、命の危険があります。
このペットの世話を、小さい頃から子供にさせることによって、
子供に命の大切さや、責任などを教えることも出来ます。
中には、子供にせがまれて、犬や猫を飼ったのは良いけれど、
世話は親が全部していると言う家庭もありますが、このような場合には、
子供が成長してから、ペットを飼うと言うことは、誰かが世話をしてくれるから、
楽チンだと考え、安易に犬や猫を飼うようになり、世話が面倒だからと言う理由で、
虐待したり、食事を与えなかったりする可能性もあります。
ほんの小さい頃ならば、いろいろと問題もあるかも知れませんが、
ペットを飼うと言うこと=世話もちゃんとしないといけないと言うように関連付ければ、
ペットを飼う大変さや、命の尊さなども、子供なりに自然に憶えていくようです。
出来るだけいろんな物にふれさせることも大切!
また、子供が小さい頃には、感染症や病気になるから~と言う理由で、
ほとんど外に連れ出さないと言う親もいますが、これも子供の成長には、
やはりあまり良くないことでもあります。
確かに、保育園などの沢山の子供がいるような場所では、
病気の感染などの恐れもありますが、それ以上に、いろんな子供と触れ合うことで、
子供の精神的な成長や、運動能力を伸ばし、共同生活の大切さを学ぶこともあります。
それに、動物園なども、臭い、汚いと言う理由から、子供が小さいうちは
連れて行かないと言う親もいるようですが、小さいうちから動物に触れさせているほうが、
免疫力がつくとも、一部では言われているようです。
そのため、子供が動物園に行きたい、動物に触りたいと希望したら、
出来るだけいろんなものにふれさせたほうが良い場合もあります。
何でも駄目と言うのではなく、出来るだけ、子供の好奇心を促し、
触ったり、見たりすることも子供には良いことでもあります。